入居事例

動き出した時間

Vol.1 DATA : 2015.07.01

止まった時間が動き出す

ひとまず完成。まだまだ途中。

僕が初めて古道具屋という存在に出会ったのは、
今から11年前の夏。
出会いの場所は、東京の下北沢。

高校時代、ハイカラな人間に対してのアンチテーゼとして
バンカラを自称していた自分(←当時の一人称)。
そんな僕も気付いたら、東京で一人暮らし。
地方都市でバンカラをうたっていた僕は、見事に大学デビューに失敗し、
数少ない、やはり地方出身者の友達とそれなりの大学生活を始めた頃だった。

昭和生まれの自分にとって、どこか懐かしいけど、使われる事の少なくなった
古道具や照明、タイルに琺瑯の陶器はどこか懐かしく、そして新しかった。
そんな最初に古道具屋さんに入った、不思議な感覚だったのは今もよく覚えている。

今も古道具や建具等は好きで、必要なくても、
つい、そんなお店を見かけると入ってしまう癖が付いている。



話は大分それたが、宇都宮の六道に2015年5月2日にOPENした。
6th Ave. storehouse
このお店は僕にとって非常に印象深いお店となった。

店主の稲場さんと最初に出会ったのは、約3年前、
東京で元々古道具店を営んでいたという稲場さん、
出身が宇都宮とのことで、向こうのお店を辞め、
栃木で古道具店をやろうと思っていたという稲場さん。
最初にぶつかった壁が、大切に東京からから持ってきたアンティーク家具の置場がない。。
という至極当然の問題だった。

その時に見つけたのが、この物件。
倉庫としても使えるし、店舗としても使える、小さくもかわいい蔵に魅力を感じ
入居を決めていただいた。

それから、僕は待った。
きっと、あの蔵が新しい借主のもと、止まっていた時が動き出すのだろうと、、
楽しみに、待っていた。。

しかし、なかなか動いている様子がない。。
いつしか僕が、その存在を忘れかけた頃、
ついに動き出した。

そして、見に行って、ありふれた表現だけど、
驚いた。
店主の稲場さんがDIYで数ヶ月掛けて手を入れ、
外壁を張り、窓を付け、階段までDIYでつくっていた。。


「完成形を上手くイメージできれば大体うまくいく」
という稲場さんの話も、なるほどと聞きながらも、
素直に、凄いと感心した。


僕も普段は、お客さんに
「イイものを作ろうとしたら、お金か手間がかかります。」
と伝えているものの、手間かけたらここまでできるのかと勉強になった。

閑静な住宅街で静かな街、六道。
昔の素材を残しながら、シンプルに、そしてどこかホッとする。
そんなお店ができ上がっていた。

とりあえず、オープン。
でもまだまだ、やりたい所はあるとのことで、
これからも進化し続けていくようです。

6th Ave. storehouse
住所/宇都宮市六道町12-20
       (六道郵便局の左となり)
TEL/028-638-8266
営業時間/ 10:00〜19:00
      水曜定休+不定休
定休日/月曜日(定休日が祝日の場合は営業、翌日)

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