豊かな生活の為に、何を取り、何を捨てるか、、
これは物件選択に非常に重要なこと。
人生と同じで、全てを手に入れることは出来ないですから。。
自分にとって大切なことは何か、、、
結果、中庸に落ち着いてしまうより、
スパッと好みが別れている物件の方が、僕は好みです
 
〈物件レポート〉
「憧れの庭付き一戸建て」
なんて言葉が流行した、昭和40年代。
そんな時代の木造平屋。

家を建てれば普通庭ってあるもんでしょ？
なんでわざわざ「庭付き」って付けるの？
って思う方もいるかもしれません、、
そこも、選択の問題。
駐車場、通路、物置、庭、家庭菜園、、etc
空地にも様々な使い方があり、何に使うか、、
それは好みの問題。

ちなみに、ココの大家さんの選択は
駐車場より、
玄関周りより、、
水回りより、、、
「立派な庭！」
という選択だったご様子。

決して大きい訳ではないのですが、
庭園あります。
玉砂利、庭石、色とりどりの木々、
松等の常緑樹もさることながら、もみじ等の紅葉する樹木もあり、
春は新緑の美しさを、
夏は深緑の力強さを、、
秋は紅葉の美しさを、、、
冬は雪化粧の神秘さを、、、
一年を通じて、自宅の庭先で季節を感じることが出来ます。

現状のままで使うのならば、
洋室の窓際にデスクを置いて、カタカタ仕事。
ちょっと一休みのタイミングで、コーヒーを一口飲みながら、
庭を愛でる。
和室にはコタツでも置いて、ぬくぬくしながら、
雪見障子でも入れて、暖かいお茶と、ミカンでも食べながら、
庭を愛でる。

周りが閑静な住宅地のせいもあり、
静かな環境の中、自宅の居間から覗く庭園は格別の静寂を感じることが出来ます。


まぁ当然の話ですが、庭にこれだけの情熱をかけた訳で、捨てられた部分もあります。
駐車部分は狭く自動車一台分位しか止められないかもしれません。
でも、いいじゃないですか。
これだけの庭園があるんだから。

玄関周りも、立派な門構えではありません。
でも、いいじゃないですか。
おかげで客人は、リビングから見える庭を見て驚いてくれるでしょうから。

水回りや居室だって、若干狭めで必要最低限を詰め込んだという感じです。
でも、いいじゃないですか。
庭園を望む洋室と和室で生活できるのですからっ！

あと、建物の内部はリフォーム済みで、キレイに仕上がっていて、
よくも悪くも年代を感じさせませんが、
キッチン廻りはカワイイ感じ。
キッチン器具も水色タイルとバランスよく、
いい感じなレトロ感。

駐車スペースは若干狭くなっていますが、
スーパーや本屋さん等は歩いても10分圏内に揃っているので、
車が一台しかなくても、生活に支障は無い様に思います。

むしろ他を捨ててこそ、手に入れることが出来た、この庭園。
愛でてみたい方、お待ちしてます。